水墨画

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

水墨画(すいぼくが)とは、絵の具で色をつけずに、墨(すみ)一色で描く絵のことです。墨を水でうすめて「こさ」を変えたり、筆の先を「かすれ」させたりすることで、山や川などの自然の風景をいきいきと表現します。

この絵は、室町時代(むろまちじだい)に中国から伝わりました。それを日本で一番有名な芸術(げいじゅつ)の形にまとめ上げたのが、雪舟(せっしゅう)という人物です。雪舟は実際に中国へ行って書き方を学び、日本に帰ってきてから、日本の景色にぴったりの力強いスタイルを作り出しました。

墨(すみ)だけで描かれているのに、絵の中に奥行きや空気の感じが伝わってくるのが水墨画の不思議で素晴らしいところです。

ルラスタコラム

雪舟(せっしゅう)には、修行中にお寺の柱にしばりつけられたとき、自分の涙(なみだ)を使って足の指で床にネズミを描いたという伝説があります。そのネズミがあまりに本物そっくりで、和尚さんが驚いて逃げ出したといわれるほど、子どものころから絵の才能がすごかったのですね。

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