小潮

一般小学生

まとめ

【定義】
月と太陽の引力が互いに打ち消し合う方向に働くことで、満潮と干潮の潮位の差(日較差)が最小になる現象。

学習の要点

  • 重要語句:上弦、下弦、潮汐(ちょうせき)、起潮力、相殺
  • 用語の意義:月の満ち欠け(月・地球・太陽の位置関係)と潮位の変化には密接な因果関係があることを理解するための指標。

解説

潮汐現象は、主に月の引力と地球の自転に伴う遠心力(起潮力)、および太陽の引力によって引き起こされる。月が上弦および下弦の時期(半月の状態)には、地球から見て月と太陽が約90度の角度に位置する。

このとき、月による引力の方向と太陽による引力の方向が互いに打ち消し合う形となるため、海水を引き上げる力が分散される。その結果、満潮時と干潮時の水位の差が、一か月の周期の中で最も小さくなる。これが「小潮」と呼ばれる状態である。

対照的に、月と太陽の引力が重なる新月や満月の時期には、引力が強まり潮位差が最大となる「大潮」が発生する。このように、潮汐の周期は月の満ち欠けの周期(約29.5日)と連動している。

補足
実際には、海水の移動には摩擦や海底の地形による抵抗があるため、天文学的な小潮の時期(上弦・下弦当日)から1〜2日遅れて実際の最小潮位差が観測されることが多い。これを「潮の遅れ」と呼ぶ。

小学生のみなさんへ

小潮(こしお)とは、海の水位が一番上がったとき(満潮)と、一番下がったとき(干潮)の差が、もっとも小さくなる時期のことです。

月が半分だけ光って見える「上弦(じょうげん)の月」や「下弦(かげん)の月」のときに起こります。このとき、地球を引っぱる月の力と太陽の力が、たがいにジャマをしあう方向になるため、潮の動きが小さくなります。

月が丸い「満月」や、月が見えない「新月」のときは、逆に潮の動きが大きくなる「大潮(おおしお)」になります。このように、海の水の動きは月の形と深い関係があります。

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