尊王攘夷

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

幕末(ばくまつ)のころ、日本には「尊王そんのう」と「攘夷じょうい」という2つの考えを合わせた「尊王攘夷」という言葉が広がりました。「尊王」は天皇を大切にすること、「攘夷」は外国の力を追い払うことを意味しています。

なぜこの考えが強まったのでしょうか。それは、当時の江戸幕府が外国と勝手に不平等な条約を結んでしまったからです。貿易が始まると、日本の生糸きいとが足りなくなって物価が上がり、外国から安い布が入ってきて日本の仕事がうばわれるなど、生活が苦しくなりました。

「幕府のやり方では日本がダメになってしまう!」と怒った武士たちは、天皇を中心にした新しい国づくりを目指すようになります。最初は外国人を追い出そうとしていた人たちも、やがて「まずは幕府をたおして、日本を強くしなければならない」と考えるようになり、これが明治維新めいじいしんへとつながっていきました。

ルラスタコラム

「ええじゃないか」という不思議なおどりを知っていますか?尊王攘夷で世の中が混乱していたころ、空からお札が降ってきたというウワサが広まり、人々が「ええじゃないか!」と叫びながら熱狂的におどり歩きました。政治への不安や不満が、お祭りのような騒ぎになって爆発したといわれています。

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