国司

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

国司(こくし)とは、今から1000年以上前の奈良時代や平安時代に、都(今の奈良県や京都府)から全国の「国」へ送り込まれた役人のことです。今の知事のような役割で、その土地の政治や裁判、税金を集める仕事の責任者でした。

国司(こくし)は、都からやってきた貴族たちが交代で務めていました。でも、中には自分の利益のことばかりを考えて、農民からむりやり重い税金を取り立てる悪い国司(こくし)も現れました。平安時代の尾張国(おわりのくに)(今の愛知県)では、農民たちが「あの国司(こくし)をやめさせてください!」と朝廷(ちょうてい)に訴えたという記録も残っています。

国司(こくし)の力が強くなりすぎたり、逆に政治が乱れたりしたことで、自分たちの土地を守るために武器を持つ「武士(ぶし)」が登場するきっかけにもなりました。

ルラスタコラム

国司(こくし)のランクは4つに分かれていて、上から「守(かみ)・介(すけ)・掾(じょう)・目(さかん)」と呼びました。一番上の「守(かみ)」になれば大きな権力を持てたため、当時の貴族たちはみんな国司(こくし)になりたがったと言われています。

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