南極

一般小学生

まとめ

【定義】
地球の自転軸の南端にあたる地点であり、地球上において全ての「南」が収束する極点。天文学および地理学における方位決定の基準点の一つである。

学習の要点

  • 重要語句:地軸、自転、公転、南中高度、天の南極
  • 用語の意義:北極と南極を結ぶ地軸を基準として方位が定義される。地球が西から東(北極上空から見て反時計回り)へ自転することで、観測地点における時刻が決定し、太陽の東から西への日周運動が生じる。

解説

南極は地球の自転軸の南端に位置し、この地点からはいずれの方角も「北」となる。地球の方位は、北極と南極を結ぶ軸を基礎として定められており、この軸を中心とした回転運動(自転)が天体の見かけの動きを支配している。

地球が北極上空から見て反時計回りに自転しているため、地表面の各地点は、太陽の光が当たり始める「明け方」、太陽が真南(または真北)に来る「正午」、影が伸びゆく「夕方」、太陽の反対側に位置する「真夜中」という時刻のサイクルを繰り返す。太陽の光が当たる範囲と影になる範囲の境界線(明暗境界線)を、自転によって観測者が横切ることで昼夜が入れ替わる。

また、観測者の緯度によって太陽光の入射角(太陽の高さ)は変化する。低緯度地域では太陽は高く昇り、高緯度地域へ行くほど太陽の南中高度は低くなる。これらの視覚的な変化は、全て地球の形状と自転軸に対する観測者の位置関係によって説明される。

補足
地理的な南極点(地理極)のほかに、方位磁石が指し示す「磁南極」が存在するが、両者は一致せず年々位置が移動している。また、南極大陸は厚い氷床に覆われており、標高は約2,800mに達する。

小学生のみなさんへ

南極は、地球のいちばん南にある地点のことです。北極と南極をむすんだ線を軸にして、地球はコマのように回っています。これを「自転」といいます。

地球が回っているため、太陽の光が当たる場所がたえず変わります。太陽が東からのぼって西へ沈むように見えるのは、地球が回っているからです。この動きに合わせて、太陽がのぼる「明け方」、いちばん高く上がる「正午」、沈んでいく「夕方」、太陽の反対側になる「真夜中」という時間が決まります。

また、自分がいる場所(緯度)によって、太陽がどの高さまで上がるかも変わります。南極に近い場所では、太陽はあまり高く上がらず、地面をはうように動いて見えることもあります。このように、南極という場所や地球の回転を知ることで、時間や方位の仕組みを理解することができます。

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