千歯扱

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

稲(いね)や麦(むぎ)のから、お米などのつぶを外す作業のことを「脱穀だっこく」といいます。江戸時代えどじだいの中ごろに発明された「千歯扱(せんばこき)」は、この作業をとても楽にした道具です。

それまでの時代は、竹のはしで稲をはさんで、一つずつ引っぱってつぶを落としていました。しかし、千歯扱は鉄の歯がくしのようにたくさん並んでいて、そこに稲をひっかけて引くだけで、一度にたくさんのつぶを落とすことができました。

この道具のおかげで、農家の人たちは短い時間で仕事を終わらせることができるようになりました。あいた時間で別の野菜を育てたり、新しい田んぼを作ったりすることができたので、村全体がゆたかになっていったのです。

ルラスタコラム

千歯扱はあまりに便利すぎて、それまで手作業で仕事をしていた人たちの仕事がなくなってしまうほどでした。そのため「後家倒し(ごけだおし)」という、ちょっと変わった名前で呼ばれることもあったそうです。

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