下弦の月

一般小学生

まとめ

【定義】
満月から新月へと向かう周期の中間に位置し、地球から見て左半分が輝いて見える半月のことである。

学習の要点

  • 重要語句:下弦の月、同期回転、日食の条件、公転と自転の一致
  • 用語の意義:月の満ち欠けの周期的な変化と、天体の相対的な位置関係による見え方の違いを理解する基礎となる。

解説

月が地球の周囲を公転する過程で、太陽・地球・月のなす角度が直角になるとき、地球からは月の半分が輝いて見える。このうち、満月から新月に至る期間に見えるものを下弦の月と呼び、北半球では左側が光って見える。下弦の月は深夜に東の空から昇り、日の出(明け方)のタイミングで南中するのが特徴である。

天体の位置関係は、地球の公転と月の公転によって絶えず変化している。地球の公転(および自転)により星々は西へと動いて見えるが、月は独自の公転運動によって星々の間を西から東へと移動する。この公転周期の影響で、月が南中する時刻は毎日約50分ずつ遅れていく。

また、月の自転周期は公転周期と完全に一致している。これを「同期回転」と呼び、この特性により月は常に同じ面を地球に向けている。そのため、地上から月の裏側を直接観測することはできない。

補足
太陽・月・地球が一直線上に並び、月の影が地球にかかる現象を日食と呼ぶ。日食は新月の日に起こるが、月の公転軌道(白道)が地球の公転軌道(黄道)に対して約5度傾いているため、毎月の新月ごとに必ず日食が発生するわけではない。

小学生のみなさんへ

下弦の月(かげんのつき)は、満月から新月(月が見えなくなる日)に向かう途中で見える半月のことです。地球から見ると、左半分が光って見えます。

月は、地球のまわりを回る「公転(こうてん)」をしながら、自分自身もコマのように回る「自転(じてん)」をしています。月が自分で回るスピードと、地球のまわりを回るスピードはぴったり同じなので、地球からはいつも月の同じ面しか見ることができません。

太陽・月・地球がこの順番で一直線に並ぶと、太陽が月に隠される「日食(にっしょく)」が起こります。ただし、月の通り道は少しななめになっているので、新月の日でも毎回かならず日食が起こるわけではありません。

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