上弦の月

一般小学生

まとめ

【定義】
上弦の月とは、新月から満月へと向かう周期の途中に現れる、地球から見て右半分が輝いて見える半月のことである。月齢では概ね7から8前後に相当し、日没時に南中する特性を持つ。

学習の要点

  • 重要語句:月齢(げつれい)、朔望周期(さくぼうしゅうき)、太陽系小天体
  • 用語の意義:月と太陽の離角が90度になる位置関係によって生じる現象であり、月の公転と満ち欠けのサイクルを理解する上で重要な指標となる。

解説

月の満ち欠けは、月が地球の周囲を公転することに伴い、太陽との相対的な位置関係が変化することによって生じる。新月から次の新月までの一周期(朔望月)は約29.5日であり、この経過日数を示す指標を「月齢」と呼ぶ。月齢0の新月から始まり、約7〜8日目に右側が半円状に輝く上弦の月となる。

上弦の月は、昼間に東の空から昇り、日没時にはちょうど南の空の高い位置(南中)に見える。そして深夜には西の地平線へと沈んでいく。このとき、直線部分(弦)が上を向いて沈むことから「上弦」という名称が付けられている。

太陽系には地球の衛星である月のほか、土星の衛星タイタンのように惑星の周囲を回る天体が数多く存在する。また、火星と木星の間の軌道には小惑星イトカワに代表される小惑星が分布しており、さらには核から放出されるガスやちりによって長い尾を引く彗星など、月以外の天体もそれぞれ固有の性質を持って公転している。

補足
「上弦」という言葉は、もともと旧暦の毎月7日・8日頃を指す。天文学的には、太陽と月の黄経の差が90度になる瞬間を「上弦」と定義する。

小学生のみなさんへ

上弦(じょうげん)の月は、右半分が光っている半分の形の月のことです。新月から満月になっていく途中のすがたで、新月から数えて7日か8日目くらいの時期に見ることができます。

月は自分では光っていませんが、太陽の光を反射して光っています。月が地球のまわりを回っているため、太陽と地球と月の場所が変わることで、光って見える形が変わります。これを「月の満ち欠け」といいます。

新月から次の新月までの周期(しゅうき)は約29.5日です。上弦の月は、お昼ごろに東の空から出て、夕方に南の空の一番高いところに見えます。そして夜中の12時ごろに西の空に沈みます。

太陽系には、月のような「衛星(えいせい)」のほかにも、ガスやちりの尾を引く「彗星(すいせい)」や、ジャガイモのような形をした「小惑星(しょうわくせい)」など、いろいろな仲間が太陽のまわりを回っています。

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