万葉集

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

『万葉集(まんようしゅう)』は、今から1200年以上も前、奈良時代(ならじだい)の終わりにまとめられた、日本で一番古い歌集(かしゅう)です。全部で20巻もあり、約4500首もの歌がおさめられています。

この本の一番すごいところは、天皇(てんのう)や貴族(きぞく)といった身分の高い人だけでなく、遠い九州を守りに行った防人(さきもり)という兵士や、村でくらす農民(のうみん)など、いろいろな立場の人たちが作った歌が入っていることです。家族への思いや、生活の苦しさなど、当時の人たちの本当の気持ちを知ることができます。

また、当時はまだ「ひらがな」がなかったので、漢字の音を借りて日本語を書き表す「万葉(まんよう)がな」という特別な書き方が使われていました。山上憶良(やまのうえのおくら)という歌人が作った、貧しい人たちのくらしを歌った「貧窮問答歌(ひんきゅうもんどうか)」などは、歴史の勉強でもとても大切です。

ルラスタコラム

「万葉がな」は、今のひらがなのもとになった文字です。たとえば、「あ」という字は「安」という漢字から、「い」という字は「以」という漢字から作られました。万葉集があったからこそ、今の私たちの文字が生まれたといえるかもしれませんね。

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