だっし綿

一般小学生

まとめ

【定義】
だっし綿(脱脂綿)とは、天然の綿繊維から脂肪分を除去して吸水性を高めたものである。理科の実験においては、種子の下に敷いて水を含ませることで、種子へ継続的に水分を供給する土壌の代用として用いられる。

まとめ

植物が発芽するために必要な条件は「水」「空気」「適当な温度」の3つである。これらはインゲンマメやイネを用いた対照実験によって証明されており、光や肥料は発芽の必須条件には含まれない。

解説

植物の発芽条件を特定するためには、調べたい条件のみを変化させ、他の条件を一定にする「対照実験」を行う。湿らせただっし綿の上に種子を置いた状態(条件:水あり・空気あり・適温)を基準とすると、以下のことが判明する。まず、乾いただっし綿(実験A)では発芽しないことから「水」が必要である。次に、種子を水没させて空気に触れさせない状態(実験C)では発芽しないことから「空気(酸素)」が必要である。そして、冷蔵庫内などの低温環境(実験F)では発芽しないことから「適当な温度」が必要である。一方で、肥料の有無(実験D)や日光の有無(実験E)を変化させても発芽の結果は変わらないため、これらは発芽そのものには不要な要素であると結論付けられる。

小学生のみなさんへ

理科の実験で使う「だっし綿」は、水を含ませて種に水分をあたえるために使うものだよ。植物が芽を出す(発芽する)ためには、①水、②空気、③ちょうどいい温度、の3つが絶対に必要だということが実験でわかっているよ。光や肥料は、芽が出たあとに大きく育つためには大切だけど、芽を出すだけなら必要ないんだ。実験では、綿をぬらしたものと乾かしたものを比べるなどして、何が必要なのかを一つずつたしかめていくよ。

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